秋の夜に、好きだったサントラを引っ張り出す
ローラのインスタでオペラを歌っている動画を見て、あ、なんかこういうオペラ好きだったな私、と思い出したのが「大いなる遺産」のサントラ。
失礼かもしれないけど、オペラって声を張り上げた甲高い歌ごえが私にはうるさすぎ、それまで全く好きになれなかった。
でも初めてきいたこのサントラの歌はあまりにも素敵だった。切ない様な哀しいような美しい伸びやかな声。よく聞いたらこれはオペラ歌手の歌だ。
調べてみると、キリテカナワという歌手らしい。そもそも私はこの「大いなる遺産」(リメイク版)の映画が好き。
何しろ、まずはサントラのジャケットにもなっている女性の肖像画がツボ。
クレメンテという現代画家がこの映画の中の絵を全て描いているらしいのだけど、私とクレメンテとの出会いもこの映画でだった。
この女性は、主人公のエステラを描いたものだけど、その役グイネスパルトロウを描いたもの。
似てるよなあ(ちなみに、クレメンテはこのほかにも検索すると、系統がわかりやすいかもしれないのでリンクしておく)
素敵な絵を描くんだなあ、と思ってうっとりしていたらこの曲まで流れてくるのだから、すごい映画だなあと思ったことを、ローラの「オペラの歌の習い事練習風景」の動画でふと思い出した。
というわけで、猛烈に何か新しく絵が見たい。聞いたことのない、美しい何かが聞きたい。
美しい何かに飢えているのかもしれない。